今から5年程前、ある失敗により私は死にかけました。
始まりはその更に2年前のこと、新卒で入社した会社で先輩の女子社員から言われた何気ない一言でした。
「事務職は動かないから太るよ」
学生時代は自転車での通学やアルバイトで身体を動かしていたので、その言葉に危機感を覚えました。因みに当時の私の体型はいたって普通で、ダイエットをする必要はありませんでした。
しかし、若かった私は「太りたくない」と思うようになりました。
先ず手始めに、ご飯を減らしてみました。すると暫くして体重が減りました。それが何だか嬉しく感じました。
次は運動を加えました。腹筋や踏み台昇降運動など、空いた時間に出来るトレーニングを続けました。
体重は更に減りました。こうなるとダイエットという考えよりも「どれだけ体重計の数字を減らせるか」というゲームを楽しんでいるかのような感覚に陥っていました。
食事の量はどんどん減っていきました、反対に運動量は増やしていきました。
そんな生活を1年も続けた頃、さまざまな変化が起き出しました。
些細な事にもイライラするようになりました。特に食事や時間に対して顕著でした。決まった量の食事や自分の定めた運動が出来ない時は家族に当たるようになりました。
生理も遅れがちになり、じきに止まりました。
2年経つと、私の身体は骨と皮になり、血色は悪く、髪も肌もボロボロで20代にもかかわらず老婆のような見た目になりました。しかし、眼だけはランランとして、休日は部屋に籠って1日中踏み台昇降をしていました。
そんなある日、仕事中急に息が苦しくなりました。そのまま早退して病院へ向かうと、痩せ過ぎて肺の壁が薄くなり、破れてしまっていました。
その時になって初めて「死」を意識しました。同時に自分の身体の醜さに気が付きました。
それからは病院に通い、長い時間をかけて治療に取り組みました。
現在は健康な身体に戻り、普通の生活を送っています。
あの時のダイエットは失敗と言えるでしょう。20代の一番楽しい時期、見た目を気にするのも大切かもしれませんが、趣味や様々な出逢い、経験を重ねる事の方がよっぽど大切だと思います。
若い人達が私の様にムリなダイエットで貴重な時間を台無しにしないことを願っています。

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